経営者や起業家、専門家など、「人前に立つ」方たちは、ファッションにおいて人との違いを明確に示すことが大切です。人と同じでは差別化はできません。
スーツスタイルやジャケパンスタイルにおいて、人と差別化するための1つの便利なツールが「ポケットチーフ」です。みなさんは使ったことはありますか? おそらく結婚式やパーティーの場面で使ったことがあるかもしれません。
まだまだ一般的ではないポケットチーフ
多くの男性にとって、ポケットチーフというのはまだまだ馴染みの薄いアイテムです。どのように使えばいいのかも分かりませんし、なんだか気恥ずかしいという人も多いのではないでしょうか。だからこそチーフを積極的に使う意義があります。人との違いが明確になります。
実はおしゃれな人、センスのいい人はチーフを上手に使いこなしています。ファッション雑誌を見ても、芸能人を見ても、チーフを使っている人は多いです。人前に立つ以上はみなさんにもタレントとしての側面がありますので、ある程度は華やかさも必要です。そういった意味でポケットチーフはとても便利なアイテムなのです。
ポケットチーフの種類について
ポケットチーフといっても、様々な種類の物があります。パーティーで使えるような華やかなものもあれば、もっと日常に馴染みやすいシンプルなものもあります。まずはみなさんには気軽にポケットチーフに慣れてもらう必要があります。
そこで一番最初におすすめするのは、「リネンの白チーフ」です。チーフの素材にはいくつかの種類があるのですが、大きく分けると「シルク」と「麻」と「コットン」に分けられます。この中でもっともドレッシーでパーティーっぽさが漂うのはシルクです。光沢感があり、柔らかい風合いが特徴です。
一方で気軽に、ラフに使えるのが「麻」や「コットン」です。これらは気取った感じがそこまで強く出ないので非常に使いやすいです。私も持っているチーフのほとんどは麻やコットンです。なるべくキザに見えすぎないものの方が良いでしょう。
中でも白リネンチーフはもっともオーソドックスであり、使い勝手が良いでしょう。UNITED ARROWSやバーニーズニューヨークなどのセレクトショップに行けば、いつでもシンプルな白リネンチーフが揃っているはずです。1つは必ず揃えてみてください。
オーソドックスなTVホールド
チーフで一番困るのは、「入れ方」です。様々なバリエーションがあり、きっとそれを考えるだけでも面倒に感じるかもしれません。でも心配ありません。2つのやり方だけ覚えておけばOKです。そんなにバリエーションは必要ありません。
まずはもっとも基本的である「TVホールド」です。ポケットと水平にきれいに入れる方法です。これは上の動画を見るのが一番分かりやすいですので参考にしてみてください。ほとんどの場合はこれでOKです。こちらから試してみてください。
あえて正統派のTVホールドではなく、「TVホールド崩し」を今回はご紹介しました。こぎれいにまとめすぎず、少しラフさを出すとおしゃれに見えますし、「人との差」になります。ぜひ試してみてください。
美しいドレープが特徴のパフ
続いてご紹介するのがパフです。柔らかく円を描くように入れ込む方法で、とても上品な見た目になります。パーティーにも合いますが、日常使いでもそこまで華美になりすぎないのでお薦めです。こちらも上の動画を見ながら練習してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 最後にポケットチーフがポイントとなった着こなし事例を1つご紹介します。スーツスタイルにもこのようにポケットチーフはバッチリはまります。スーツは特に人との差別化が難しいスタイルなので、チーフを有効に使うことが大切です。
これは慣れの問題で、一度慣れてしまうと、「チーフが無いとつまらなく感じる」といったことが起こるようになります。ぜひ日々の着こなしの中にチーフを取りいてみてはいかがでしょうか。
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