
「採用活動のために、ファッションを変えたいです」 実は当社のお客さまの中には、このようにおっしゃる方が少なくありません。企業にとって人材の採用は、いつの時代にも大きな悩みの種でもあります、優秀な人材を集めるには様々な工夫が必要になります。ただ待っていても優秀な人材は向こうからやってくることはまずありません。
もちろん会社そのものにブランド価値を感じてもらえるのであれば何の問題はありませんが、中小企業においてそのようなシチュエーションはなかなか多くはありません。ではどのように他者と差別化をするのかというと・・・「センスの良さ」を1つの指標にする企業が増えてきています。
採用ページに「経営者の写真」が載る時代

「この経営者の下で働きたい」そう思ってもらうことは、採用活動においてとても重要です。最近は採用サイトに経営者のメッセージと共に顔写真を載せることも増えてきています。たった1枚の写真から、野暮ったさを感じるのか、または好印象を与えるのかは大きな差を生むのも当然です。
私もコーポレイトサイト用にファッションコーディネートや写真撮影を手がけることがあります。たった1枚の写真で採用が有利に行えたという会社さんは少なくありません。サイトのリニューアル、経営者のファッション改善、プロフィール写真の改善、この3つの要素から、「センスのいい会社」という印象を作っていくことで、採用の風向きは大きく変わり始めます。
実際、コーポレイトサイトがあまりに古臭い会社だと、それだけでうさんくさく見えてしまったり、不安に思えてしまうことも少なくありません。特に中小企業や個人事業であれば尚更です。規模感が小さいからこそ、見た目からの信頼感を重視することは大切なのです。
個人事業主でも50人規模に見せる方法
ちなみにトップの写真は私自身のプロフィール写真です。メディアに出る際にはこの写真を使うことが多いですが、実は3パターンのプロフィール写真を持っていて、媒体によって変えるようにしています。
私は個人で仕事をしていますので、人材の募集は一切行っていませんが、「御社で働きたい」「御社は50名ほど社員がいるのですか?」とこのように聞かれることが結構多いです。それはしっかりとブランドが築かれている証拠でもあります。
経営者のファッションと写真からでも、採用の立ち位置は大きく変わることをお分かりいただけるかと思います。
ホームページやSNSに、明確な意図のない「イマイチな写真」を載せるくらいでしたら、思い切って写真は載せない方がまだ良い場合も多いです。経営者の姿は、その会社の象徴でもあります。とりあえず撮った写真で良いわけはありません。そこにはしっかりとした目的と意図があるべきです。
みなさんは表舞台に立つのにふさわしいファッションは用意できていますか? また写真のクオリティは低くありませんか? ぜひこの機会に見直してみてください。ファッションの変化が、採用活動の変化に、大きなきっかけを与えられるはずです。
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