近年、カウンセラーとして独立される方は非常に増えてきました。心屋仁之助さんなどがこの分野ではとても有名ですよね。私のお客さまにもカウンセラーとしてご活躍の方は多くいらしています。カウンセラーとして、他社と差別化をするためにどんなファッションを心がけるべきなのでしょうか。
まず、このカウンセラーという職種はスーツを着る必要は特にありません。むしろネクタイを締めたスタイルですと、堅苦しく見えてしまうので、かえってクライアントとの距離感を遠ざけてしまいます。かといって、私服のようにあまりにカジュアルすぎると、専門家としての権威性がまったく表現できません。
ではどの辺りをファッションで狙うべきなのかというと、スーツスタイルと私服の中間、「ビジカジスタイル」が適しています。重要になるのは「ジャケット」というアイテムです。私服っぽいコーディネートでも、ジャケットが1枚加わるだけで権威性が加わり、適度にお仕事感を出すことができます。
「今の時代の空気感」が見た目から感じられること
カウンセラーとして活躍する傍ら、「おっさんレンタル」でも人気を集めている田中さん。メディア出演も多く、雑誌やラジオなど、様々な媒体に出演しています。なぜ彼がこのような立ち位置を築けたのかというと、「今の時代の空気感に合っている」からです。
それはセンスという言葉に置き換えることもできます。なんとなく雰囲気がいい。それだけで、田中さんのカウンセラーとしての信頼感は高まります。ボーダー柄というカジュアルさが親近感を感じさせる一方で、ジャケットを羽織ることで適度な権威性も表現しているのがポイントです。
ジャケットをラフに腕まくりをしたり、ボトムスと靴の間に抜け感を作ったりしているのも親近感を漂わせるポイントでもあります。なんとなくおしゃれ。これは今の時代における専門家の差別化ポイントなのだと思います。
カウンセラー戦国時代
もう正直、カウンセラーやコンサルタントは戦国時代です。誰でも資格を取れば始められるということは、参入障壁が低いということです。いかに本人のカウンセラーとしての実力が優秀でも、それは実際に受けてみないと分からないわけです。
ご自身の実力を知ってもらうためには「見せ方」はとても重要です。これが差別化をすべき一番の理由です。「この人は他のカウンセラーと違うな」そう思ってもらえるようなファッション、空気感を作ることは大切です。その点、田中さんは非常に優れています。
彼のブログもぜひチェックしてみてください。これも僕がプロデュースしています。本人のパーソナリティをセンスよく表現しています。こういう基盤のある人はやっぱりメディアにもウケるのでどんどん活動の幅を広げています。これが僕が考えるファッションブランディングの形です。
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